医院長のつれづれ日記

新型ウイルスにご注意を

皆さんこんにちは
6月第4週目体調悪く 外来を急に休診にして申し訳ありませんでした

先程BBCの記者が コロナになった ということで記事が出ましたので
つれづれ日記を読んでいただいている方に、読んでいただきたく
引用させていただきます

ポイントは4
①おかしいなと思ってもはじめの迅速診では 陰性だったこと
②コロナウイルスのワクチン接種をしても 発熱などの症状が出たこと
③インドで見つかった変異株の症状は、はじめは アレルギーや風邪の症状と似ていること
④症状が悪化していくのであればPCR検査は、した方がいいこと
 
と思います
ですから、当院では のどの違和感や鼻水くしゃみといった方でも
診察前に(エレベーターに乗る前に)お電話いただけると幸いです


2021/6/29の記事
日曜午前のBBC番組「アンドリュー・マー・ショー」の司会者として知られるBBCのアンドリュー・マー記者が、新型コロナウイルスワクチンの接種2回受けた後、6月にデルタ変異株に感染し、発症した。BBCの元政治編集長として、番組で歴代の総理大臣をはじめ内外の有力政治家や著名人をインタビューしてきたマー記者が、珍しく自分自身の体?験を記事にした。

確かなことは言えないが、振り返って逆算してみれば、自分が新型コロナウイルスのデルタ変異株に感染したのは、コーンウォールで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の最中だったはずだと、かなりはっきりそう思う。おそらく6月13日の日曜日のことだ。

あの日は長い1日だった。午前5時はもうとっくに起きていて、屋外からの中継につきもののごたごたやストレスだらけだった。ゲスト主演者は「鉄の輪」(G7会場を取り囲む形でイギリス政府が敷いた厳重な警備体制)の外に出るのはごめんだと譲らなかったし、やがてロンドンに戻ろうとしても交通渋滞がひどくて、私がようやく家にたどり着いたころにはもう深夜零時を過ぎていた。

月曜にはもう疲れ果てて気分は最悪だったが、それはそうだろうと思ったし、いつも通りに生活していた。

火曜になると、「夏風邪かな」と思い始めた。くしゃみが続き、のどがひりひりと痛み、軽い頭痛もした。けれども今は花粉症の季節まっただ中なので、深刻なことだとはまったく思わなかった。

私はすでにファイザー/ビオンテック製のワクチンを2回、受け終わっていたので。別に無謀な真似はしていなかったが、それでもかなりの無敵感はあった。

それは間違いだった。

次の日、水曜日になって、私は「ラテラルフロー」と呼ばれる迅速検査を2回受けた。どちらも結果は陰性で、私は日常生活を続けた。用事を片付け、買い物をして、ロンドン南東部バーモンジーのギャラリーで開いている個展に絵を届けた。

正直言って、ロンドンのBBC本社で一緒に働く同僚に、まだワクチンを受けていない若い人たちがいなかったなら、そのまま次の日曜の番組に臨んだかもしれない。

代わりにロンドン北部ニースデンにあるヒンズー教寺院に設けられたウイルス検査施設に出向き、PCR検査を受けることにした。

翌朝8時になって、陽性判定を受け取った。そして、国民保健サービス(NHS)「検査・追跡」チームから、最初に症状が出た日から10日間は自主隔離しなくてはならないと言われた。つまり私の場合、6月25日の夜までだ。

なので、そうした。ありがたいことにニック・ロビンソン(BBC前政治編集長で現番組司会者)がぎりぎりになって代理を務めてくれた。

最初の症状を感じてから2日後、本格的に具合が悪くなりはじめた。

高熱が出て、筋肉痛、全身の震え、ひどい頭痛と、インフルエンザのような症状が出た。

何のにおいもしなくなった。アフターシェーブローションも、コーヒーも。何もかも、まったく。

本を開いては読むのを諦めて、もう一寝入りしようとベッドに戻るのを繰り返した。

ニュースにさえ、あまり関心がもてなくなった。

少し気分がよくなっても、次の日にはまた前より具合が悪くなった。

症状や後遺症が長期化する、いわゆる「長いCOVID」のことを心配しはじめた。

いずれにしても、私にとってはすべてうまくいった。かなり素早く回復したし、どうやら完全に治ったようだ。

自主隔離期間が終わるころには、具合はすっかり良くなっていた。

それでも、思うことはいくつかある。

第一に、インドで最初に特定されたこのデルタ変異株による初期症状は、軽い風邪に非常によく似ている。そして、感染力は非常に高い。なので、くれぐれもご注意を。

第二に、少しでもあやしいと思ったら、PCR検査を受けてください。